学術フロンティア講義 2019年Sセメスター
「地球惑星科学のフロンティア」
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時間:木曜・4限 (14:55 ~ 16:40)
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場所:駒場キャンパス 21 KOMCEE West K402教室
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科目責任者:天野 孝伸 (准教授 amano@eps.s.u-tokyo.ac.jp)
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連絡係:茂木 信宏 (助教 moteki@eps.s.u-tokyo.ac.jp)
この講義は、地球や惑星の成り立ちやその活動のありさまを研究する「地球惑星科学」という学問分野の最新の研究を、網羅的に紹介することを目的とする。理学部・地球惑星環境学科および地球惑星物理学科の教員が中心となって、それぞれ各回完結型の講義をおこなう。 約45億年前の太陽系の誕生、そしてそれから現在に至る進化。地球内部のダイナミックな活動。巨大地震。われわれ生命を育む、地球表層の環境の成り立ちとその変動。そしてわれわれの行く先は?… これら広範なトピックを俯瞰することで、わたしたちの住む地球とは、いったいどんな素性をもった星なのか、なぜわたしたちはこの地球上で生きることができるのか、を考えるきっかけになれば幸いである。
4月11日 茂木信宏 「気候に関わる大気微粒子の繊細なふるまい」
4月18日 廣瀬敬 「地球の誕生と初期進化」
4月25日 日比谷紀之 「月が導く深海の流れ -地球を巡る深層海流の謎への挑戦-」
5月9日 佐藤雅彦 「地球型惑星の磁場進化を調べる」
5月16日 河原創 「系外惑星と系内惑星」
5月23日 升本順夫 「気候変動・海洋変動研究の最前線」
6月6日 大平豊 「太陽系外から飛来する超高エネルギー粒子(宇宙線)の謎」
6月13日 田中愛幸 「GPSで見る大地の変動」
6月20日 荻原成騎 「メタンハイドレートを起源とする地質現象」
6月27日 杉田精司 「はやぶさ2が解き明かした初期太陽系進化」
7月4日 砂村倫成 「深海の生態系と生命活動」
7月11日 生駒大洋 「惑星系の多様さとその成り立ち -地球は特殊な惑星なのか-」
毎回、レポート課題を1題出題する。成績評価は、出席回数およびレポート課題の回答数・回答の質を考慮する。単位を希望する者は4題以上を回答すること。7月12日(金)から、アドミン棟の教務課窓口前にレポート提出箱を設けておく。レポート回収日時は 7月24日(水)16:30(最終〆切)。
なおレポート答案には、氏名・学籍番号を記すこと。