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学術フロンティア講義 2019年Sセメスター

「地球惑星科学のフロンティア」

この講義は、地球や惑星の成り立ちやその活動のありさまを研究する「地球惑星科学」という学問分野の最新の研究を、網羅的に紹介することを目的とする。理学部・地球惑星環境学科および地球惑星物理学科の教員が中心となって、それぞれ各回完結型の講義をおこなう。 約45億年前の太陽系の誕生、そしてそれから現在に至る進化。地球内部のダイナミックな活動。巨大地震。われわれ生命を育む、地球表層の環境の成り立ちとその変動。そしてわれわれの行く先は?… これら広範なトピックを俯瞰することで、わたしたちの住む地球とは、いったいどんな素性をもった星なのか、なぜわたしたちはこの地球上で生きることができるのか、を考えるきっかけになれば幸いである。

4月11日  茂木信宏     「気候に関わる大気微粒子の繊細なふるまい」

4月18日  廣瀬敬    「地球の誕生と初期進化」

4月25日  日比谷紀之  「月が導く深海の流れ  -地球を巡る深層海流の謎への挑戦-」

5月9日    佐藤雅彦   「地球型惑星の磁場進化を調べる」

5月16日  河原創    「系外惑星と系内惑星」

5月23日  升本順夫   「気候変動・海洋変動研究の最前線」

6月6日    大平豊    「太陽系外から飛来する超高エネルギー粒子(宇宙線)の謎」

6月13日    田中愛幸   「GPSで見る大地の変動」

6月20日    荻原成騎   「メタンハイドレートを起源とする地質現象」

6月27日    杉田精司   「はやぶさ2が解き明かした初期太陽系進化」

7月4日   砂村倫成   「深海の生態系と生命活動」

7月11日    生駒大洋   「惑星系の多様さとその成り立ち -地球は特殊な惑星なのか-」

毎回、レポート課題を1題出題する。成績評価は、出席回数およびレポート課題の回答数・回答の質を考慮する。単位を希望する者は4題以上を回答すること。7月12日(金)から、アドミン棟の教務課窓口前にレポート提出箱を設けておく。レポート回収日時は 7月24日(水)16:30(最終〆切)。

 

なおレポート答案には、氏名・学籍番号を記すこと。

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